また長いこと放置していました。
生きています。
なんだか人生が愉快な感じになってきたので、
自分のオタク道を振り返ってみようと思います。
おもっくそ年齢がバレそうですがもうどうでもいいです。
●BEMANIシリーズとの出会い
ビックリするほどハマり、10年ほど続く
生涯絶対TOMOSUKE信者
- ポップン 7~16まで
熱帯は神部屋常駐
グランヂEXできないまま終わった
- ⅡDX 9~15まで
13の時にはじめてSP十段取った
- ギタドラ 10&9~V4まで
ギターは1000いった
ドラムは本当に下手だったので800台止まり
やがて楽曲提供しているサウンドスタッフや外注アーティストに興味を持ち、
音楽目当てに古いコナミのゲームやサントラを探したり
(GungageやSPEED KING、らくがきっずとか買いました)
インディーズのCDを購入してライブに足を運ぶなどするようになる。
同時に好きなアーティストがコラム等で紹介していた音楽にも興味を持ち始め、
ここから人生の音楽体験が爆発的に増える。
⇒この頃聴いていた&出会った音楽たち(敬称略)
(リンクになっているものはSpotifyが開きます)
・アルファ
・Plastic Tree
・ACIDMAN
・GRAPEVINE
・Asyura 3rd
・筋肉少女帯
・France Gall
・capsule/CUTIE CINEMA REPLAY
・DOPING PANDA
・Stereolab
・Cargo
・DE DE MOUSE/sunset girls
・K./Keynote
・EeL
・orangenoise shortcut
・risette
・樽木栄一郎
・SAFETY SHOES
・dorlis
・Cymbals/That's Entertainment
・Tommy february6
・the pillows/Wake up! Wake up! Wake up!
・Cocco
・ASIAN KUNG-FU GENERATION
・BUMP OF CHICKEN
・スピッツ
・白黒法師(黒棟ムルムル)
・椎名林檎
いちいち書いてたらキリがないので省いていますが、
BEMANIシリーズのサントラやコナスタから出たアルバム、
BEMANIシリーズ収録曲がメインになっている外注アーティストの
アルバムも結構な割合で持っています。
中でもbeatmaniaⅡDX REMIX for 10th Success Anniversaryは
今聴いても本当にすごい一枚ですよね。
なによりブックレットがフライヤー風の紙質とデザインに
なっているのがすごい。
のちに自分がクラブ通いするようになったことで
気づけたデザインの肝の部分で、わからないまま死なないで
よかったなって心の底から思います。
あとKeynoteやThat's Entertainmentみたいな、
トラックの間にミニドラマが挟まっているアルバムはだいたい名盤。
●ハードコアテクノ、同人音楽との出会い
きっかけはBEMANIだったが、本格的にハマりゲーセンに行かなくなる。
毎週末クラブイベントに行っていた。
だいたい渋谷にいた。たまに六本木周辺。
昼イベに行ってそのまま夜イベに行くこともあれば、
夜イベに行って朝帰りして一眠りして昼イベに行くこともあった。
ハマったDJというかトラックメイカー達が同人音楽で活動していたため、
クラブ通いと同時にM3や同人音楽目当てでコミケに行くようになる。
一回の参加でCD30枚くらいは買っていたと思う。
同時にクラブを通じて出会った人から海外のコンピCDを借りるなどして
海外の曲もちょくちょく知るようになる。
でも私はDJじゃないしフロアで楽しく踊っているだけなので、
ほとんど曲名が覚えられないまま今に至っている部分がある。アホ。
ホーンやホイッスルは吹けます。イエーイ。
あとTwitterを始めたので、SNS経由で知った音楽なんかも出てくる。
⇒この頃聴いていた&出会った音楽たち(敬称略)
(リンクになっているものはSpotifyが開きます)
※ここから先の音楽体験は節目がなくずっと続いているものなので、
この先に書いてある時期に出会ったものも全部ここに羅列します。
・AURORA
・Go_A
・凛として時雨
・CASCADE
・arai tasuku/Alice
・Kalafina
・EXILE関係
・THE BACK HORN
・BOOM BOOM SATELLITES/EXPOSED
・Kagami/BETTER ARTS
・Aimer
・アルカラ
・キュウソネコカミ/チェンジ ザ ワールド
・Flipper's Guitar/CAMERA TALK
・Blankey Jet City
・Infected Mushroom/Vicious Delicious
・9mm Parabellum Bullet
・The Prodigy
・ENERGETIC TRANCEシリーズ
・Bonkersシリーズ
・Enigma/Le Roi Est Mort, Vive Le Roi!
・Neon Indian/Era Extraña
・the twenties/GLIMMER
・THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
・Beastie Boys/Hello Nast
・Ken Ishii/Jelly Tones
・電気グルーヴ
・サカナクション
・Alek Szahala
・Scott Brown
・Art Of Fighters
・Bertoia/Modern Synthesis
・Of Monsters And Men/My Head Is An Animal
・Lab 4
・福富幸宏/On A Trip
アルバムジャケットに差し込まれているカードがまたいい
・Nothing's Carved In Stone
・m-flo
・Scooter
・Aural Vampire
・Storoboy
・RNST
・ram jam world/rough and ready
むかし日テレで土曜21時から放送していたFIVEというドラマの
劇伴も収録されていて本当に最高の一枚
・Fall Out Boy
・Asian Dub Foundation/Community Music
・Jeff Mills/Lifelike
・Aphex Twin/Richard D. James Album
・Disclosure
・Kraftwerk/Tour De France
・Jamiroquai/Travelling Without Moving
・Fatboy Slim/You've Come A Long Way, Baby
・米津玄師
・Shpongle/Tales of the Inexpressible
・フジファブリック/TEENAGER
・DAOKO/THANK YOU BLUE
ステップアップLOVEが最高
・パスピエ
・相対性理論
・HONDALADY/WORLD RECORD
・Cosa Nostra/yippee remixes!
yippee!、remixesばかり聴きがち問題
・ゲスの極み乙女。
・Mondo Grosso/何度でも新しく生まれる
ラビリンスとかいう神曲
・Origa(攻殻機動隊S.A.C)/inner universe
・cali≠gari
・アーバンギャルド
・pentagon,大島ミチル/ICO ~Melody in the Mist~
ゲームサントラ
・高田雅史/Killer 7 original sound track
ゲームサントラ
⇒同人音楽(敬称略)
・HARDCORE TANO*C(Hardcore Syndrome 1~7まで)
・ALiCE'S EMOTiON
・C.H.S
・NOTEBOOK RECORDS
・RaverRose
・SKETCH UP! Rec.
・999 Recordings
・ALSTROEMERIA RECORDS
・BITPLANE
・Diverse System
・Studio "Syrup Comfiture"
・Betwixt & Between
・Khaotic Dimension(CDタイトル)
マジで意味わかんないくらいカッコよすぎる一枚。
人類みんな聴いた方がいい。
現在の中古価格?知らねーよ
・Enfance fini/スペクトラ
音ゲー時代の項目から全部当たり前なんですけど、
ここに書いてあるものしか聴いてない訳ではないです。
逆に言うとここに羅列したものは相当影響が大きかった、
または周りの人にも聴いてほしいものということです。
Spotifyに自分を構成した音楽とか最近気に入った曲を入れた
プレイリストを作ってあるんですけど、
一部のアーティストはサブスク解禁していなかったり、
していても私が聴いていた頃の音源は公開していないケースが
余りにも多くて、こうやって自分を振り返るのに
向いてなさすぎるんですよね。
とりあえず置いておきます。
watashi(Spotify)
●仮面ライダー鎧武、そしてニチアサへ
クラブ通いを続けている一方で私生活の全てが限界だったため、
ついに脳が壊れる。
鬱を発症し、ほぼ一日中寝ている過眠状態に。
通院と服薬治療が始まり、強制的に早寝早起き生活になる。
そんな矢先に飛び込んできたニュースが
「次の仮面ライダーは虚淵脚本」
だったため、せっかくだし見てみるかと思いニチアサデビュー。
こんな病気の自分でも一年かけてひとつの作品を
追いきれたという達成感で、最終回放送日の夜に泣いた。
⇒視聴した映像作品
・仮面ライダー
鎧武~リアタイ視聴
平成は全て視聴済み、昭和は初代~ストロンガーまで
アマゾンズも最後の審判まで視聴済み
特に好きなのは鎧武とジオウ
鎧武は絶賛CSM収集中だし、ジオウに至っては
メッキ等のバージョン違いを除いた全種ライドウォッチ揃えた
・スーパー戦隊
トッキュウ~リアタイ視聴
過去作はライブマン、ファイブマン、ジェットマン、カーレンジャー、
タイムレンジャー、シンケンジャー、ゴーカイジャーが視聴済み
タイムレンジャー面白すぎ問題なのでみんな見た方がいい
●若俳にハマり、舞台にハマり
鎧武を追いかけていた頃は自分が一年走り切れるのか、
物語はどうなってしまうのか、
という緊張感で毎週一話一話を楽しむ以外の余裕がなく、
若手俳優にハマっているという自覚が芽生えるのは
次作のドライブが終わる頃だった。
2015年、この頃から気になった若俳の情報を追うようになり
舞台や映画を観に行く機会が急激に増える。
やがてフォロワーから舞台作品そのものを勧められる機会が生まれ、
今まで縁のなかった俳優さんの作品でも積極的に行くようになる。
長く続くチケット人生の始まりである。
●推しの逮捕、それでも続くチケット道
完全に虚無になる。
ツイッターでも多方面からものすごい勢いで心配される。
持病のうつは当たり前のように悪化するが、
考えてもどうにもならんし新しい推しが見つかったら
その時はその時だと考え、若干悟る。
結論から言うと、この後数年間
色んな若手俳優を見るもピンとくる人は現れず、
あぁ自分は推しのルックスというより
芝居の質感が何よりも好きだったのだということに気づき、
じゃあもういつ来るかわからないけど
復帰の時を待つしかないだろと腹を括った。
そして復帰した舞台を何作か観に行った。
明治座ではためく名入りの幟は眩しかった。
※若俳ハマってからここまでの切れ目の記憶が曖昧なので
観たもの全部この項目にまとめて羅列しています。
⇒視聴した映像作品
・牙狼シリーズ
初代~闇を照らす者まで視聴、神ノ牙はもちろん観に行った
・闇金ドッグスシリーズ
2~舞台挨拶は全部行ったし円盤購入イベントも行った
・ガチバンシリーズ
窪田くん主演のシリーズと陳内くんのニュージェネは全て観た
・HIGH&LOWシリーズ
ハイローランド(よみラン)行ってバンジー童貞捨てた
・Mr.マックスマンシリーズ
・コープスパーティー Book of Shadows
生駒ちゃんが死ぬほどかわいかった。
台詞が原作のゲーム通りだとしたら、原作者は相当
性格が悪いな(いい意味で)というシーンがあって興奮しました。
簡単にまとめると、当時の推しが百合に大敗北する映画。
・インターン!
自分には縁のない内容の映画だったんですけど、
就活で現代っ子がぶち当たる壁の描写とか結構丁寧で
予想していた以上に好印象の映画でした。
簡単にまとめると、当時の推しが百合に大敗北する映画。
・破裏拳ポリマー
・あゝ、荒野
・セトウツミ(映画)
ドラマ版?知らない子ですね…
・RUN-3films-
闇金ドッグス1~3を手掛けた土屋哲彦監督×脚本家・池谷雅夫氏による
「追憶ダンス」を含んだ短編映画3本立て。
the twentiesの同名の主題歌と合わせて物凄く良かったので
いつか映像ソフト化、または配信されてほしい。
現代社会の隅っこで燻る弱者の描写は色んな人に刺さると思うので、
本当にたくさんの人に見てもらいたい作品。
・サイレン(短編)
Twitterでも紹介した、津川雅彦氏が主演、
尚且つ台詞らしい台詞がひとつもない20分足らずの短編映画。
今まで観た作品の中で一番面白かったんじゃないかというくらい
個人的に忘れられない一作。
Huluで配信されていた記憶があるので環境が整っている人は是非。
・パタリロ!
舞台もなかなかだったけど相当気が狂ってた
・ホワイトリリー
有名なホラー邦画「リング」を手掛けた中田秀夫監督による、
日活ロマンポルノリブート企画作品。
タイトルの通り女×女の内容なのだけれども、
女同士の泥沼恋愛劇の中でそれだけはしないでほしい!と思うような、
まさに地雷を踏むに等しい行為の連続がポルノを超えて
最早ホラーの領域でなかなか面白かった。
・簡単なお仕事です。に応募してみた
(旧)ジャニーズドラマだ懐かしい~ってキャッキャしながら観ていたら
最後にドデカい高橋悠也を食らいました。みんな観て。
⇒舞台(円盤を借りて観たもの含む)
・TRUMPシリーズ
・スリル・ミー
・朝彦と夜彦
上記3つは三次元オタクが通っておけば
「ぼくのかんがえた最強のキャスティング」妄想で
一生遊んで生きていけます。お得。
全然関係ないんですけど、朝彦と夜彦は初めて観たとき
余りにも自分に刺さりすぎてもうやめてくれと叫びたくなったり
何度も吐いてしまうのではないかという緊張感の中で観劇しました。
ちなみに観たのは松島庄汰×松田凌ペアでした。前者が朝彦、後者が夜彦。
あれから数年、もう夜彦は他人なのでこの舞台を観ても心は動かないです。
朝が来て夜が来て、健やかになれてよかったね。
・パラノイア☆サーカス
・もののふシリーズ
・リボンの騎士
・ラヴ・レターズ
観劇後に初演が辰巳琢郎×大竹しのぶだったと知ると
初演が死ぬほど観てみたくなる舞台だった。
・Being at home with Claude クロードと一緒に
松田凌くん主演のものを観に行ったけど、
稲葉友くんが主演を務めたやつも観てみたかった…
・高橋悠也×東映シアタープロジェクトTXT Vol.1 SLANG
これ観たらゼロワンの仕事と夢の話って素直に受け止めらないと思うんですけど、
ここのふたつを絡めた話をしている人を見かけたことがないんですよね…
わりと衝撃的な作品だったのでいつかTTFCで配信してほしいです。
・青春音楽活劇 詭弁・走れメロス
・パタリロ!スターダスト計画
・GHOST WRITER
・池袋ウエストゲートパーク THE STAGE
・ONLY SILVER FISH
・MOTHERLAND
・ミュージカル青春鉄道(2,西武,4)
これは2.5次元じゃなくて顔の良い男が突然歌いだすコント
・少女再殺歌劇 ステーシーズ
原作小説よりも圧倒的に舞台版の方が好きです。
定期的に観てはラストシーンで泣いているくらい好きな舞台。
この舞台でメインの男性役を演じた俳優3人とものちに
仮面ライダーになっているのなかなか興味深くないですか。
ライダーマンズライトハンド。
ありがとう、ごめんな、大好きだ。
・我らジャンヌ~少女聖戦歌劇~
アイドルにハマっている今こそ観たら死んでしまうかもしれない一作
すぐに思い出せるもの&家にパンフレットがあって振り返れるものを
中心に挙げているんですけど、
当時の推し俳優の関連作品でここに挙がっていないものは
「知ってる人に話を振られてもリアクションに困る作品だった」
と認識してもらって構いません。
世の中いろいろあるからね。
でも面白かったのにおもっくそ忘れているものもありそうだから怖い。
●コロナ禍で出会う、光の国
未曽有の疫病で外出もままならずストレスが溜まっていた中、
土曜の朝に何気なくつけたテレビでウルトラマンZの第1話に出会う。
東映特撮だけでなく、円谷への扉が開く瞬間である。
この時泊まりに来てくれていた友人も一緒に1話を見るのだが、
これがこの後大きな変化をもたらすことになるのだった。
⇒視聴した映像作品
・ウルトラマン
平成は全て完走、
ニュージェネはブレーザーが途中で止まっている以外は全て観ています。
ガイアとネクサスが好きです。わかりやすい。
全部ひっくるめてネクサスを超える特撮作品の最終回が個人的にはまだないです。
あとはマックスの「胡蝶の夢」が死ぬほど好きです。
実相寺監督回、太田愛脚本回にハズレなし。
●FAKE MOTION-卓球の王将-
Zをきっかけに一緒にウルトラマンへハマった友人がギンガにハマり、
そこから超特急へ興味を持ち、FAKE MOTION-卓球の王将-を見始め、
ツイッターにちまちまと実況をpostしていたのが気になり自分も見始める。
そこで桂光太郎を演じる古川毅という驚くほどに顔の整った青年を知る。
DRAMA | FAKE MOTION - 卓球の王将 - オフィシャルサイト
いや今見てもマジで顔が良すぎるな。どうなってるんだ。
●SUPER★DRAGON
古川毅なるめちゃくちゃ顔の良い青年に興味がわき、
インターネットに教えを乞うた果てに待っていたのが
SUPER★DRAGONだった。
youtu.be
ふーんアイドルなのね、と思いながらいろいろ見ていたところに
飛び込んできたのがこの曲「X」である。ヤバい。
何がヤバいって、楽曲提供者がSingo Kubota(Jazzin’park)なのである。
一番最初に書いた「生涯絶対TOMOSUKE信者」のTOMOSUKE氏と
過去に合作アルバムをデジタルリリースしている。
youtu.be
なんか話がズレてきた気がする。
まぁとにかく、そんな感じで盛大な伏線回収のようなものが
私の興味を一気にSUPER★DRAGONへと惹きつけた。
まだ2022年になって間もない頃だったと思う。
その後音源を買い集めたり、
公式Youtubeに上がっている歌ってみた動画の選曲センスにノックアウトされたり
している間にF2Fの一般チケット販売開始日がやってきて、
気が付くと私はチケットを手に入れていたわけで。
そして2022年3月25日、私はBLUEになった。
とまぁ、こんな感じで今日に至るわけで。
最近ではフェイクドキュメンタリーQをキッカケに
心霊やホラー、オカルトに再ハマりしてYoutubeも漁ったりしています。
ゾゾゾ、オウマガトキFILM、THEつぶろ、4TH WALLが好きです。
Youtubeでアイドルと心霊コンテンツばっかり見ているんですけど、
先日おすすめに「細胞分裂に失敗したゾウリムシ」って
動画が出てきました。どうなってんの。
あとこの手のコンテンツだと
今はテレ東とか大森時生プロデューサーが関わっているものが
見逃せない感じになってきています。
ここまででもありえないくらい自分語りカマしたわけですけど、
最後に本の話を少しさせてください。
⇒今まで読んだ本
・江戸川乱歩/江戸川乱歩傑作選
手元にあるのは丸尾末広氏のイラストが表紙を飾っているものなのですが、
流通していた時期がちょっと短かったようで大切にしています。
・舞城王太郎/熊の場所
舞城王太郎を読むとみんな変態なのか~って安心するのに
江戸川乱歩を読むと世の中どこに変態が潜んでいるかわかったもんじゃない
って不安になるの何なんでしょうね。
・星新一/未来いそっぷ
「少年と両親」という短編が大好きです
・戸梶圭太
なぎら☆ツイスター
渋谷で生まれ育った著者の感性で北関東の田舎を盛大にバカにした一作。
放射能をネタにしたジョークも炸裂するので本当に読む人を選ぶ作品。
そもそも金と暴力とセックスにまみれて正気を欠いている
戸梶圭太作品自体が読む人を選ぶ、軽率に人に勧められない。
それでも私は死ぬほど好きです。
商店街を死の通りへと変えて降臨した巨大ショッピングモールすら
人口減少の影響を受けて閉店するくらい「終わっている田舎町」に
拠点を構えるヤクザが、新しいシノギとして原発の誘致を計画する。
地主に渡す数千万もの現金を組の若造に託したのだが、
大金も若造も忽然と姿を消してしまう。
ふたつの行方を突き止めるために、渋谷を拠点にしているヤクザの
主人公は「終わっている田舎町」に呼び出されるのだが…という話。
最初から最後まで金・暴力・セックス・底辺たっぷりです。クソ満足。
自殺自由法
今まで読んだ本の中で一番好きというか、とにかく興奮した作品。
法律で自殺が認められ、施設へ駈け込めば誰だって死ねるようになった国・日本。
そうなった時、権利と自由をはき違えるバカの多いこの国で何が起こるのか。
世の中バカが多いなと思っている人は読んだ方がいいです。
・木下半太
暴走家族は回り続ける
鈴木ごっこ
リバイス中盤(オルテカが暴れていた頃)までは雰囲気が好きでハマっていたので、
氏の作風が気になって結構な数の作品を読みました。
鈴木ごっこは久しぶりに本を読んでやられたなと思った一作でした。
リバイスって五十嵐家は暴走家族~をベースに、牛島家は鈴木ごっこをベースに、
狩崎親子は悪夢の商店街をベースに練られた関係なんだろなと
思いながら見ていたのですが、この辺の著書と絡めて良くも悪くもリバイスの話を
している人を全然見かけなくて、作者の元の作風を理解したうえで
語っている人っていないものなんですかね。
木下作品らしい伏線回収になるんだろうなという箇所が中盤までは結構あったので、
それらを全部無視した展開に持っていった舵取りが今でも理解できない部分は大きいです。
・千葉大学教授 三浦佑之監修
グリム童話から日本昔話まで38話 童話ってホントは残酷
この一冊の話をするためだけに本の話をしているところはあります。
これひとつ読むだけでアマゾンズS1,S2,最後の審判で題材に使われた
おとぎ話の知識がほとんどカバーできます。
暗喩的な表現の解説も役に立つ部分が大きいので、アマゾンズ好きだけど
おとぎ話に疎くて…という人には本当にオススメします。
ただ表紙のイラストがグロいので、検索する時は気を付けてください。
語った、本当に語った。
誰にも頼まれていないというのに。
誰も読んでいないだろうに。
きもちわるい。
以上です、お疲れ様でした。