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12.oh.9

吸って吐いて、また吸って。

花と太陽と雨と

ニンテンドーDSソフト|花と太陽と雨と -終わらない楽園-

Amazon.co.jp: 花と太陽と雨と: ゲーム

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主人公・モンドスミオの職業は探し屋。

探し屋とは、名前の通り依頼されたモノを探す仕事である。

ある日、スミオの元に一件の依頼が届く。

”空港に仕掛けられた爆弾を探し出してほしい”

依頼を受けたスミオはロスパス島へ向かい、

リゾートホテル「花と太陽と雨と」で依頼人と会うのだった。

 

 

タイトルやパッケージからは一切分かりませんが、

シルバー事件の続編…同じ世界での物語です。

 

ジャンルは前作と同じアドベンチャーなのですが、

十字キーで好きにキャラを歩かせることが出来たりと

ゲームらしさが格段に上がっています。

上がっている、というか、いかにもゲームらしくなっています。

最初は51作品らしくないと感じるかもしれませんが、

ゲームらしいゲームになっている部分に対するメタ発言が

絶妙なさじ加減で出てくるのを見ていると、

これも間違いなく51作品だなぁと安心します。

 

作中に酒、タバコ、犯罪要素が

表現規制の風刺と絡めて出てくるのですが、

内容の修正が一切ないまま移植されたDS版のCERO区分が

Aに収まっている辺りはお見事としか言いようがないです。

 

ゲームの肝である謎解き部分は前作より大幅に増えていますが、

作品の設定上答えが全て数字で構成されている上に

作中に登場するガイドブックの中に答えは潜んでいるので、

今作も変に足止めを食らうことなく物語を楽しむことが出来ます。

 

シルバー事件は物語を”読む”部分が多く”社会”が主体になっていたのに対して、

今作はスミオが他の登場人物と”会話”をすることが何よりも重要であり

”個人”が主体なんだという違いがとても興味深かったです。

 

途中で少し触れた通り今作はオリジナルのPS2版と移植のDS版がありますが、

据え置き機でゲームをプレイする余裕がある人なら確実にPS2版がオススメです。

音楽がとにかく素晴らしいです。

音楽の為だけにPS2版を選ぶ価値があります。

気軽にプレイできるからという理由でDS版を買ったのですが、

クリアした後にオリジナルと移植で主題歌が変わっていると知り、

結局PS2版も買ってクリアしました。

あと、DS版はカメラワークが微妙に感じる部分が多かったのも

PS2版を薦める理由のひとつです。

オリジナル版のパッケージに

「映画を撮るような気持ちで作りました」

という51氏のコメントが載っているゲームで

カメラワークが微妙なのはちょっとキツいなぁと思いました。

 

でも、DS版にももちろんイイ部分はあります!

PS2版では謎解きをする場面でしか相棒のコンピューター

通称キャサリンを起動することが出来なかったのですが、

DS版では好きな時に起動して様々な資料を見ることが出来ます。

謎解きにガイドブックを使うという話をしましたが、

このガイドブック、読み物としても大変よく出来ていて

隅々まで読んでも飽きません。

(PS2版発売時に公式攻略本のような形でガイドブックが”本”として出版されていたようなのですが、

既に絶版になっている上に中古品の価格が高いからこのような配慮がされているのだと思います)

登場人物の簡単なプロフィールが見られるようにもなっているのですが、

killer7をプレイしているとなるほどと思う部分があって

51作品が好きならば十二分に楽しめます。

killer7についてもそのうち書くつもりでいます。

 

DS版で追加されたオマケの謎解きは物語と関係なく

フツーに頭を使って解く問題ばかりなので、

これはスルーするのもやり込むのもプレイヤーの自由だと思います。

 

 

つまり結論から言うと、

PS2版もDS版もプレイした方が楽しい

ってことですね。

 

 

現行機でも手軽にプレイできる今作の移植版に次いで

シルバー事件のリメイクが決まっている訳ですが、

来年辺りにこの2作の正式な続編タイトルが発表されたりしないんですかね…?

ファンサービス満載な形のEDを見せつけられた側としては

期待するなという方が無理な話なのですが!!!

 

 

 

また何かあったら書きます。