12.oh.9

吸って吐いて、また吸って。

闇金ドッグス

www.amazon.co.jp

youtu.be

映画『闇金ドッグス』公式サイト

 

Amazonへのリンクは物が分かりやすいように貼っただけで

アフィとかそういうのではないです!!

金が入るならアフィ収入なんかより直接現ナマをくれ!!!!

 

と言うわけで、お金の話。

だいぶ前に観た映画ですが、語ります。

 

若くしてヤクザのアタマに成り上がった男・安藤忠臣(山田裕貴)は

余所の組とトラブルを起こした下っ端の為に足を洗うことになる。

ヤクザの肩書きがとれた途端、

世話になっていた闇金小中高志(高岡奏輔)の態度は一変し、

貸していた金の利息を払えと迫られるが、安藤には金のアテがない。

そんな安藤に小中は、返済が滞っている客・須藤司(青木玄徳)から

金を毟り取ってくるよう依頼する。

この一件から闇金の回し方を知った安藤は

小中から軍資金として新たに金を借り、闇金業を始めることとなる。

 

これが大まかなあらすじです。

 

物語は安藤の二人目の客、38歳ドルヲタニート日向良夫(古澤裕介)が

母親の生命保険を担保に金を借りた事で動いていくのですが、

この日向が推している地下アイドル・姫野えりな(富手麻妙)が所属している

事務所社長・沢村清志(津田寛治)のゲスさが気持ちいいほどに容赦ない!

常に笑顔で、アイドルから、そのファンから、

あの手この手で金を巻き上げる、その手口の生々しさ。

観ていると、あっ世の中そんなもんなんだろうな…って気分になります。

 

金に狂わされていく人間、金の為なら手段を選ばない人間、

金にモノを言わせて生きる人間、

とまぁ、クズとゲスしかいない世界なのですが

観ていると笑えたり、妙に愛おしく感じるんですよね。

 

特に主人公の安藤という男。

小中の事務所まで須藤を引っ張ってきたかと思えば、

返済期限は今日までだという話なのに

「この男をマグロ漁船に乗せる」と言い出したり、

闇金業では一発目から客の名刺を信用して10万貸して逃げられたり、

貸す金額の交渉中にドルヲタの推しトークを聞いてしまったりと、

本当にこれでアタマが務まっていたのかと思うほどの堪らなさ。

でもね、貸した金は戻らない、

十日経つごとに軍資金から10万が小中への返済で消えていく、

と、だんだん追い詰められていく中でギラついていく目が最高なのですよ。

戦隊モノはノータッチだったため知らなかったのですが、

この人ゴーカイジャーがデビュー作だったのですね。

日曜朝の7時半からあの目が拝めたとか何なんですか。

ホントどーでもいい事なんですけど、

安藤がラストファイナンスのビラを

ご丁寧に手書きで作ったのかと思うと面白すぎて悶えます。

 

そして、出番は短いけど強烈な存在の須藤。

顔はいいけどヘラヘラチャラチャラしているし、

借金という行為に何の罪悪感もなさそうな態度、

その上親は借金まみれのアル中という、

正にクズから生まれたクズ

小中が呼び出した冴えないババアと籍を入れることで

何件もの闇金から金をかき集めて完済する訳ですが、

完済した瞬間小中がチラつかせてきた10万に速攻飛びつくんですよね。

あそこのクズっぷりがピーク叩き出していて最高でした。

彼を演じた青木さんがネット記事のコメントで

「100人いたら100人がリスペクトしないであろう男」

と言っていた通りの、見事なクズ野郎です。

ていうか、闇金の世話になっていると

ある日いきなり問答無用で顔のいい男と籍が入れられるって、

どんな慈善事業なんですかコレ…。

 

それから、事の始まりである小中。

小綺麗にまとまった身なりと落ち着きを持っているんですが、

安藤が事務所へ行くとスマホでゲームをしていたり、

安藤と会う度に貰い煙草をしていたりと、

男にしか出せない魅力が詰まっているんですよね。

金貸しとしてどこまでも冷静な所が面白いのです。

 

そんな映画な訳ですが、この春続編が2本公開されるらしく、

その上片方は須藤が主役と知って今からワクワクしています。

映画『闇金ドッグス』公式サイト

告知の時点でビジュアルが強い。

 

ところで、この記事を書いてて気づいたんですけど

クズとゲスしか出てこない癖にみんな

心がキレイな人間みたいな字面の名前ばかりで愉快ですね。

 

 

また何かあったら書きます。